役満縛り チンイツ系完全攻略
目次
・チントイのTips
・メンチン聴牌の翻数計算
・チンイツ狙いの基準
・チンイツの性質とアピール
・チンイツ狙いの打ち方
・チンイツ数えのアシストサイドの打ち方
・メンチンリーチで使うスタンプ
・回数スタンプに対するアシストの考え方
・メンチンアシストのヒント捜査
・九蓮のTips
・大車輪・大竹林のTips
・ローカル役満
・終わりに
チントイは清一トイトイで5+2の7翻です。タンチントイはタンヤオが更に付いて8翻が基本値です。残りをドラで翻数を増やして12翻以上となれば海底数え～確定数えとなります。
赤5を持っていなかったとしても、黒5をドラ1見込みとして扱うことが出来ます。対子や暗刻なら赤ポンや赤槓、1枚でも単騎で赤狙いです。あくまでチントイの場合です。
黒5単騎で赤待ちの海底条件の場合は、アシストスタンプ+マイナススタンプ3回のクアッドスタンプを使います。詳しくはドラ待ち数えスタンプを見てください。赤5出和了りで13翻の場合は、単に海底アシストとして呼べば良いです。
手牌がドラ4の場合、表ドラが1～3枚であれば、チントイで12翻となります。ドラポン、ドラ槓、ドラ単でドラ1個分翻数が伸びるからです。
ドラ3の場合、表ドラが1枚以上であればタンチントイで12翻となります。もしくはチントイで表ドラが1枚以上且つ赤もらいを出来れば12翻です。
ドラ2でもタンチントイ且つ、表ドラが1枚以上且つ、赤もらいをすれば12翻となります。
表ドラを1枚以上持っているケースで、ドラ4以上なら海底数え以上、ドラ3ならタンチントイで海底数えというのを押さえておけば打点の目安となります。
今回は7sを引いた場合のみという限定的な一向聴となりますが、何にせよ一向聴の把握がチントイ作りにおいて重要になってきます。
メンチン聴牌の翻数計算
リーチ、チンイツで7翻です。
残りが6翻になるかを考えれば良いです。
ドラは3～6翻程度、不足分は手役で補う必要があります。一発で1翻は付けることが出来ます。
付け易い 平和、一盃口
普通 一通、タンヤオ
出にくい 二盃口、チートイ、三暗、トイトイ
順子手であれば、平和、一盃口、一通、タンヤオを待ち取りで付けられるか見極めれば良いです。待ちの多さより、手役を付けて翻数を上げる方が基本的に強いです。13翻以上確定していれば待ちは2～3枚あれば十分です。
チンイツ狙いの基準
ソーズは全体の1/3なので、期待値的には3ツモに1回引けます。なので、配牌8枚の5向聴とすると、6巡目で10枚の3向聴、15巡目には13枚と考えることも出来ます。
メンチンの基準は、ドラ色、6巡目で10枚ドラ3か9枚ドラ4が狙えるラインとなります。これは北を全部抜いた時の想定枚数としてください。北を抜いたり、ヤオチュー牌を切る前に6巡目で基準を満たせそうかを判断すると良いです。上記のものがボーダーの数字で、更に枚数やドラが多ければ良い手となります。
チントイの基準はヤオチュー牌を切るまでに一向聴です。巡目としては8巡目までに一向聴が入らなければ遅いです。向聴数は対子数等に対してだけでは無く、北だったり打点的に必要な牌数も含みます。もし一向聴が入ったならアピールスタンプを出してチンイツ色の牌を押さえてもらいます。アピールスタンプについては夢の間スタンプ一覧を見てください。
配牌時点でソーズを切って行くかどうかの基準ですが、ピンズ8枚ドラ3もしくは2対子以上の三向聴以下がチンイツ数えを狙えるラインとなります。ノースタンプでピンズを切ってもヤオチュー牌を切らなければまだ引き返せるので、重く見過ぎなくて良いです。ソーズがそこそこあって、字牌が少ない手牌だと尚良いです。
先ほどの基準を下回るピンズ8枚のドラ2です。一応チントイの三向聴では一応ありますが、良い手では無いです。枚数は把握出来るようにしましょう。
北を1枚引いて来れたので6巡目10枚ドラ3コースに入ります。北を抜かないでいるとピンズが少なく見えますが、北を複数枚抜けばピンズ引きを期待出来ます。
これで10枚ドラ3です。字牌が3つ残ることからも3向聴と分かります。字牌の3つをピンズと置き換えれば聴牌の可能性があるからですね。
今回は引きが良く、9巡目で平和ドラ4の聴牌です。これでも一発条件なので、回数スタンプを使う等、和了りまでもう一頑張り必要です。
チンイツの性質とアピール
他家への負担が大きい
チンイツは手を進めていく上で、少なく無い量のヤオチュー牌を切って行くことになります。北も消費します。チントイであれば多少字牌は残し気味に打つことが出来ますが、緑一色狙いと比べて残せる量は減っています。
また、メンチン数え狙いなら北を抜いたりして他家に圧を掛け、チントイ狙いならアピールスタンプを出して、チンイツ色の牌を押さえてもらうことが最善となります。それで実際押さえてもらった場合、他家は相当役満が作りづらくなります。9種の数牌を押さえるとなると範囲がとても広いからです。なので、チンイツ狙いの厳選はしっかり行う必要があります。他家が和了りにくい状況を作ってまでサポートをしてもらっているので、自分の和了率を高めるよう打ちましょう。和了ることによって他家の犠牲に報いる形となります。
メンチン数えアピール
メンチン数えアピールは北を抜くか、ヤオチュー牌を切ることで行います。北を抜くことで数えだと分かりますし、圧が強くかかるので、北1枚を早めに抜いてアピールすることを推奨します。また、メンチン狙いは牌の量的にチントイもかなり近くなってきます。なので、チンイツ色の牌を押さえてもらうことはチントイ手になったときに非常に効力を発揮します。自信がある手ならばアピールスタンプを出してより強くアピールしても良いです。
チントイアピール
チントイ一向聴ではアピールスタンプを出して確実にチンイツ色の数牌を押さえてもらいます。
一向聴の手が入っているというアピールなので、他家もチンイツ色の1枚持ちの牌を切るには相応の手で無いと行けません。逆に言えば、相応の手であれば切って良いので、チンイツ色の数牌は絶対切らない、とガチガチに打つ必要もありません。
北を抜いて既にチンイツアピールをしていても、チントイ一向聴が入ったらアピールスタンプを出しておくのが丁寧です。また、ソーズのチントイ狙いのときは、アピールスタンプに加え北を1枚抜いておくことで緑一色では無くチントイ狙いだと判別が付きます。
ピンズの非チンイツアピール
自分が一巡目でソーズを切る場合に、他家がピンズを押さえる必要が全く無い時は、マイナススタンプを打ち、ピンズのチンイツでは無いよとアピールします。
ただし、一旦様子見でソーズを切り、手の伸び方次第でチンイツに向かう可能性があるならば、ピンズ否定スタンプは打たないでください。
チンイツ狙いの打ち方
字牌を大事に打ち過ぎなくて良いです。勿論、字牌を使用しない手なら、暗刻の2枚→対子の1枚→1枚持ち→対子持ちの2枚目のように、順序を守って打つ必要は有ります。
チントイ狙いでホントイも見るかどうかですが、小三元、もしくはドラ爆(ドラ5～)となればホントイ数えも狙えて来ます。その場合は行けるところまで両天秤を取りましょう。それ以外では基本ホントイ数えはありませんが、槓ドラが乗れば一気に事情が変わって数え手になるので、字牌の対子や暗刻を残しながら打つのも一つの作戦です。
北の扱いですが、北は1枚なら軽く抜いて良いです。手次第ですが、北が3枚以上なら一気に抜いてしまうのも良いでしょう。北が対子のときの2枚目はポンを消すので多少配慮しましょう。W北3、もしくはドラ対子北3だと、チンイツが崩れてもホントイで十分数えが狙えるため、速攻で北3抜いてしまうに値する手であると思います。
W北が暗刻ですが平凡な手です。
からの2巡目北3抜きを敢行します。
常人なら全然手が出来ていませんが、4巡目にて海底数えが整いました。
これだけ他が何も無い手で作れてしまうんですから、W北3あれば全部抜いたらどうにかなる説、有力です。
チンイツ数えのアシストサイドでの打ち方
スタンプによるチントイアピールや、北抜き等のメンチン数えアピールに対しては、チンイツ色の数牌を押さえていくことが求められます。国士の一向聴や、早ければ二向聴でも押し返すのに値しますが、なかなかそういう手は入りません。なので、基本的には鳴き役満を目指す手作りか、他家2人へのアシスト専となるかどちらかです。チンイツ色以外でも、不要ゾーンと使うゾーンが分かれて来るので、見極めて切って行きましょう。大体は字牌を残して行けば良いです。
あまり無いですが、チンイツ狙いがホントイになることもあるので、完全に見切ってしまうのは危険です。多少は役牌等をケアすると良いでしょう。
チントイのアピールスタンプが出た場合、一向聴の良い手であり、最終的に海底数えとなることも多いため、北は海底調整で重要な牌です。遠いところから安易に抜いていい牌ではありません。
三段目に入ったら頃合いを見て複数枚ある数牌を切っておくと情報出しとなり、アシストが始まった時に有利です。チンイツはアシスト候補が多いため、無情報だとアシスト速度が遅いです。また、切った牌に単騎スタンプが付くこともあり、そうなれば爆アドです。
メンチンリーチで使うスタンプ
下記のスタンプのどれを使うかは個人の判断とします。場合によってはノースタンプ(確定数え)であることもあります。
回数スタンプ+リーチ
回数スタンプのみ＝確定数え(1回は分かりづらいので下記のトリプルスタンプでも良い)
マイナススタンプ＋回数スタンプ＝一発条件(1回も同じで良い)
アシストスタンプ＋プラススタンプ＋回数スタンプ(1回)＝1回であると分かり易くする出し方
回数スタンプはその牌を表す数だけ、同一スタンプを連続して出すというものです。例えば5pが欲しければ5回スタンプを出します。使うスタンプはスタンプ構成例を参考にしてください。
リーチ時の回数スタンプの出し方は守って上記の通りとしてください。聴牌スタンプ＋回数スタンプ等としないで下さい。後述の数えスタンプと混同されないようにしています。また、基本的に回数スタンプを出すと一発で出るので問題ありませんが、一発条件は最初にマイナススタンプを付けるようお願いします。これはアシスト側のやり易さにも関わります。
回数は25待ちなら少なくて済む2回で打てば良いです。2が1枚待ちで5が3枚待ちならば面倒がらずに5回打ちましょう。
7や8といった回数が多いものについてですが、ペン7やカン8といった愚形はかなり出づらく、一発条件や、確定でも残りツモ数が十分でない場合は、大変ですが回数スタンプに頼るのが良いです。
一発条件の場合はマイナススタンプを先頭に付け、その後から回数スタンプを打ち始めます。高目確定、他が一発条件の場合も一発条件で出します。何故なら、その一巡で回数で示した高目が出て来ないということは、その後差し込まれるのは安目である可能性が高まるからです。安目を切らせないようにしながら海底で高目牌を切ってもらう方が良いでしょう。
回数スタンプはクールタイムがあるので5秒に1度打てます。50秒あれば9回打つことが出来ます。40秒なら7回、30秒なら5回です。あくまでこれは自分のターンでスタンプを打つ回数なので、打牌後に相手の時間を使って更に回数を伸ばすことも可能ではあります。
もし7回等たくさん回数打つ場合は、時間が足りないと判断したなら、1巡回して60秒から始めれば、余裕を持って回数スタンプを打ち切れます。愚形待ちの場合、殆ど一発でツモらないので、聴牌したターンで必ずしもリーチしなくて良いです。
数えスタンプ+リーチ
アシストスタンプ＋プラススタンプ＝ドラ待ちでない数え
アシストスタンプ＋プラススタンプ2回＝ドラ待ち且つ、どの出和了りでも確定
アシストスタンプ＋マイナススタンプ＝ドラ待ちでない一発条件
アシストスタンプ＋マイナススタンプ2回＝ドラ待ち且つ一発条件(ドラなら確定でもこれ)
聴牌スタンプの代わりにアシストスタンプにしているのは、後に続くのが回数スタンプでは無く、数えの意味であると伝わり易くするためです。
数えアピールすることで九蓮目を切れるのが一つ(19がかなり候補から外れる)、それとドラ待ちかドラ以外の待ちかも少ないですが有用な情報です。
ドラ待ちでない一発条件のWスタンプは、基本的には使いません。回数スタンプを使うのが堅いです。
一発条件聴牌スタンプ(ダマテン)
聴牌スタンプ+マイナススタンプ
一発条件での聴牌時、ダマテンにしてこのスタンプを出し、アシストをもらい、当たり牌が出たら単騎スタンプを付けて待ちを確定させ、ツモ切りリーチをかけるという方法があります。メンチン数えのほど良い多門張なら高確率で和了れますが、リーチをかけるまでに待ち牌をツモってフリテンになった場合が面倒なので、あまり推奨しません。コスパ的にも回数スタンプで良いと思います。
ヒントスタンプ
ヒントスタンプ解説のリーチ用強ヒントスタンプを使います。その牌の対応牌が待ち牌の時に強ヒントを付けます。リーチ用弱ヒントを使用するかは各々の判断に任せますが、今のところ使わない寄りです。
回数スタンプに対するアシストの考え方
レアケですが、回数スタンプで指示された牌を二人とも持っていない場合の考察です。
回数スタンプが出た時の多門張は、筋待ちであればその回数より大きな数字となります。例えば5回なら、2が待ちであれば、わざわざ5回打つ必要が無いからですね。5回の時、5の次に当たり易いのは筋の8であるでしょう(2は除外して良い)。5を起点にすると筋である8、隣である46まで全部切って当たらないことはほぼ有りません。846が当たらない場合、残りの待ちは何でも有りの5とのシャボしか無いので、5より大きな789どれかとのシャボとなります。
ここで、回数スタンプで示された牌が”2”である時の差し込みを考えます。
回数スタンプのみで確定と目される場合、
リーチ者の下家は2を持っていれば切ります。持っていなければ、切迫していなければチンイツ色以外を切るワンパスで良いでしょう。確定なら安目も13でしょうが、一応安目打ちのケアでリーチ者の上家が2を切ることを期待します。リーチ者の上家は2があれば2、無ければ5、それもなければ1、3といった近い牌です。確定であるので、以後も連続して差し込みに行きます。2が待ちの一つであることを活かせば差し込みは容易いでしょう。
マイナススタンプ＋回数スタンプの一発条件の場合、
リーチ者の下家が2を持っていれば切ります。持っていない場合、ある程度時間をかけて、リーチ者の上家から2を所持しているかどうかのスタンプを待ちます。所持しているとスタンプを出してくるか、スタンプが無ければ、2を持っていると見做してリーチ者の下家はチンイツ色以外を切るパスを選択し、安目打ちのフリテンにならないようにします。2を持っていないとマイナススタンプが返答が来れば5を切ります。5が安めになることは少ないからです。5が無ければパスします。リーチ者の上家は2を持っていれば2、持っていなければ5を切ります。5も無い場合は1、3あたりを切って一発なら何でもOKというケースを期待するのが良いかと思います。一発差し込みが不発に終わった場合は、海底まで待ってから、2を引いた人、次点で5を持っている人に海底を合わせて、差し込むのが良いでしょう。25どちらも無ければ、それ以外の待ちが存在するなら再度回数スタンプをもらっても良いです。
一発条件であれば、一発を取れる1巡だけ差し込み、過ぎれば海底まで差し込みをせず待つのが最善かと思います。もちろん北抜きが入ったり、槓ドラが乗ればその時点から差し込みを開始します。リーチ者がツモることもあり、その場合は1翻付くので条件を満たすでしょう。
メンチンアシストのヒント捜査
1p→2p→…→8p→9p→1pと1個上の牌をヒントで指しているとすると、メンチンリーチに対し1回のアシストで2牌分の情報を得ることが出来ます。例えば5を切った場合、6待ちなら強ヒントスタンプが出ます。スタンプが無ければ6待ちは一旦除外します。また、6とセットで筋の9を候補から外します。3はペン3pがあるので十分候補です。一発条件であれば、56が通るとすれば、4を切れば456を全部潰すことが出来ます。一発条件で無い場合は、5の次は7推奨です。回数スタンプを付けづらく、先に切られ易い45の筋で厄介な78を潰しに行きたいです。5→7と来たら23あたりを切ると計6牌分の情報を得ることが出来ます。待ちが2～8であれば、5、7、3等と切れば3手以内で待ち牌を特定出来ます。つまり最善を取れれば4回以下で差し込みを完了出来ます。19は高めになることはあれど、速度優先なら積極的に差し込みに行く牌ではありません。
このように、連番で考えることによって、効率的なアシストが行えます。強ヒントが出れば待ちは確定、出なかった場合は対応牌を候補から外せます。これを意識しましょう。低い数字が待ちの場合は比較的回数スタンプが出易いので、高めの数字を狙っていく方がピントが合っていることが多いです。
九蓮のTips
九蓮宝燈の記事を参考にしてください。
19待ちになることが多く、19なら聴牌前にあまり切られづらいため、その場合あまり強いアピールは要りません。アピールスタンプを出すと19以外もチンイツ色を押さえないと行けないので、他家へのデバフが大きいです。中張牌の待ちになりそうであれば、一向聴ならアピールスタンプを出しても良いですし、その牌が切られた時に単騎スタンプを出すことでも押さえてもらえます。
頻出の19待ちの多門張はよく理解しておいて、フリテンを回避出来るようにしておいてください。
聴牌時、途中で字牌を持ったりして手順的に九蓮に見えづらくなっているときは、二人共に差し込みに来てもらえるように再度アピールする必要が出る場合があります。聴牌スタンプを1回出して足りなければ、2回、3回と出して気付いてもらいましょう(一気に2回スタンプを出すわけでは無く数巡使って行います)。もしくは弱ヒントスタンプを出してもいいかもしれません。差し込みに来ていない人が待ち牌を持っていると思って根気強く聴牌アピールしましょう。
安目が出ての同巡フリテンは、ロンラグ中にマイナススタンプを2回出すと少し分かり易いです。単騎スタンプとの区別です。上家が切ったものは同巡フリテン関係無いのでスタンプは要りません。
九蓮は一通の順子を含んでいるため、非ドラ色でも一通数えとなる可能性を秘めています。
大車輪、大竹林のTips
大車輪・大竹林の記事を参考にしてください。
何と言っても難しいです。役満縛り統計データによれば大七星が15回に対し、大車輪・大竹林は合わせて2回です。字牌と数牌で狙い易さの違いもありますが、フリテンになり易いことが非常に難しくしています。
レア度補正があるので、三向聴以下の良い手牌であれば積極的に狙っていきたいです。レア度の高い役満と言うのはチャンス自体がそうそう無いということを意識すべきで、もし自分にそういうチャンスが来たら、大事にすべきです。
ローカル役満
大車輪、大竹林は夢の間で採用されているので、三倍満和了りでもOKです。
他にも、採用はされていませんが、数え役満と一緒に狙えるローカル役満が有ります
小車輪、小竹林(1もしくは9を含む全て連続した二盃口)
一色双龍会
清海湖(清一純全二盃口)
金門橋(清一で123、345、567、789の順子を含んだ和了り)
終わりに
チンイツ数えは他家への負担が大きいため、厳選段階で無理をするのは禁物です。チンイツをしないことで、チンイツを狙った時と比べ格段に他家は役満を作り易いですし、自分も字牌ツモが進んで字一色になる、なんてことも普通にあります。
基準がボーダーに近づくほど、和了りの不確実性が増したり、打点上厳しい状況が増えてくるので、参考にしつつも基準を少し引き上げても良いかと思います。
厳選段階が終了してチンイツ数えへ向かうのなら、他家のためにも自分の和了率を上げるような打ち方をする方が良いです。
また、この記事の話は打ち手の質の高さを前提としているため、例えば精度の悪い染めをする相手に付き合う必要はありません。チンイツ狙い者が厳選しているのであれば、他2人は基本的に対応してあげた方が良いことが多いです。
物凄いボリュームとなってしまいましたが、本記事を読んで下さりありがとうございました。
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