ドラ待ち数えスタンプ

これより、スタンプの出し方の変更をすることになりました。

本記事で扱っているヒントスタンプが分からなければヒントスタンプ解説を見てください。

トリプルスタンプでのアシスト要求

ドラ待ち数えスタンプ＝アシストスタンプ＋プラスっぽいスタンプ2回

ドラ待ち海底手スタンプ＝アシストスタンプ＋マイナススタンプ2回

クアッドスタンプでのアシスト要求

黒5単騎の赤待ち海底スタンプ＝アシストスタンプ＋マイナススタンプ3回

ドラ待ち聴牌時はダブルスタンプの場合と同じく、聴牌スタンプか、海底手なら聴牌＋マイナススタンプがベースです(余程の場面で無いと聴牌時にドラ単だと念押しする必要が無いためです)。裸単騎時は聴牌スタンプを省略出来ます。黒5単騎の赤待ち聴牌時はマイナススタンプを2~3回重ねると良いです。

何が変更されたかというと、以前は海底手のトリプルスタンプがドラ待ちの場合と、黒5単赤5待ちの場合の2種類が有り、使い手もアシスト側も状況により判断するといった次第でした。それをトリプルスタンプはドラ待ち固定とし、赤5待ち海底はクアッドスタンプにスライドしました。この分離でより使い易くなると思います。

夢の間をよく打つ人にはなるべく情報共有するようにしますが、ダブルスタンプだけ使う人もいると思うので、そこは雰囲気で察してもらえると助かります。

トリプルスタンプの効果

トリプルスタンプが出ればドラ単騎であることが分かります。槓によりドラが複数種あれば、その中のどれか1つの単騎です。そして、ダブルスタンプならドラ単騎では無い数えということも分かります。

ドラ単騎の場合は代えがきかないことが殆どで、ドラを切らずに単騎を判明させられるのは大きいです。本来数えというものはドラポンするケースが多いため、ドラ単数えのときに、ドラを聴牌までアシストしなくて良く、更にドラ単のためにドラを抱えることが出来るというのは価値が有ります。

小三元にドラが含まれている場合には、スタンプがダブルかトリプルかを見ることによって、聴牌まで単騎牌を切らずにアシストすることが出来ます。例えばドラが白すると、ドラ表が中となります。ダブルスタンプならドラ単で無いため白を切ります。白にヒントポンなら中単騎、白にラグポンなら發単騎となります。トリプルスタンプなら、小三元であれば發中ポンの白単騎です。一応、ダブルスタンプ且つ白をアシスト側の両方が持っておらず切れないパターンもありますが、その場合はドラ表で無い發の方を切って行くだけです。

槓が入っていてドラが複数種ある時の処理

槓が入っていてのドラ複数種盤面では、トリプルスタンプをしたからと言って、何のドラ単であるかがアシスト者視点で1つに定まらない状況が起こり得ます。その場合、鳴き手側は出来る限り単騎を分かり易くするムーブを取ると良いです。例えば、自分がドラの白単騎だとして、中を1枚だけ持っているとすると、最初に中を切ってしまえば、中切りでノーヒントなため白は鳴かない牌と分かります。加えて、白単騎である可能性が高いと知らせることが出来ます。中が対子の場合はラグポンによって白単騎と分かります。また、もう1つの候補が1pであるとしたら、単騎にはならない1pを1枚だけ持っている場合は1pを先切りすれば候補が消えたことで白単騎だと分かりますし、1pを鳴く場合は9p等を切ってヒントスタンプを付けて1pを鳴くことを知らせてしまえば、こちらも白単騎と分かります。

このように、出来るならば何のドラ単騎であるかを知らせる努力をしましょう。アシスト側は複数種のドラ単騎の候補があると、どちらのドラも切りづらくなってしまいます。

門前数え聴牌時のトリプルスタンプ

メンチンや、ツモスー等の門前数えの聴牌が入った時を考えます。

この時に敢えてアシストスタンプを使ってのダブルスタンプもしくはトリプルスタンプを出してリーチする方法があります。こうすることで、ダブルならドラ待ち以外の数え、トリプルならドラ待ちの数え、と伝えることが出来ます。もちろん、一発条件ならマイナススタンプを使います。

何故聴牌スタンプにしないかというと、聴牌スタンプだと回数スタンプが繋がるパターンがあるので、数えという意味だと分かり易くするためです。

アシスト側でトリプルスタンプのリーチを受けた場合、リーチ発声同巡、リーチ者下家の人はドラを持っていなければ何もアシストしないのも有力です。2番目に差し込む人が持っていれば確実に勝つことが出来るので、安目差し込みを防ぐためです。ただし、ケースバイケースであるため、最終的には皆さんの判断に委ねます。