夢の間アシストのいろは 対リーチ編

対鳴き手編に続き、対リーチ編です。

門前役満の特徴

鳴き役満と違って門前役満は連携がそれ程要りませんし、ただ差し込むだけと単純です。しかし、手牌読みはかなりしづらく、手役すらはっきりとは分かりません。
河読みアシストでは各役満の特徴を載せています。

手役が分からずとも、リーチは9割方が国士無双なので、国士と思ってアシストすれば安牌です。手役に関しては、メンチンかそうでないかだけ分かれば及第点です。

手牌読みがしづらいので、運ゲーにもなり易いです。ではその運ゲーを解消するにはどうしたら良いでしょうか。そこで大きな鍵を握っているのがヒントスタンプです。

ヒントスタンプ

ヤオチュー牌を19牌、風牌、三元牌の3グループに分け、リーチ宣言牌や他家の切った牌が同種の時に付けるスタンプをヒントスタンプと言います。詳しくは、夢の間スタンプ一覧を見てください。このスタンプによって、門前役満のピントの合いづらさを大部分解消してくれます。ノースタンプのときは別種なので、種類は簡単に絞れますし、種類が分かれば残りをローラーで勝ちです。

夢の間では準スタンダードとなっているスタンプで、特にこだわりが無ければ覚えることをオススメします。

国士差し込み

国士差し込みには明確にコツがあって、アシスト側がより多く持っている牌が当たり易いです。

・自視点で見えている枚数が多い牌から切る
・同じ見え枚数同士なら、他家が切っている牌を切る

とすると効率的に差し込めます。4見えなら確定ですし、見えている枚数が多いほど確率的に当たり易くなります。また、非リーチ者の他家が事前に切っているヤオチュー牌は複数枚から切られていることが多いため、濃度が上がります。例えば非リーチ者が1mを2枚切っていて、自分が1mを1枚持っていれば、高確率で当たり牌となります。

このセオリーとヒントスタンプを用いれば、国士リーチで上手く差し込むことが出来ます。
また、リーチ者の河にあるものや、他家が通した牌は当然切らないようにしましょう。

メンチン差し込み

九蓮宝燈の記事はこちらです。
九蓮は高目安目が出来やすいので、大体のケースでスタンプを出してのダマとなります。
北を抜いてのドラ色リーチには基本的にメンチン数えと見て差し込むのが良いでしょう。
メンチン数えは一発条件になっていることも多いので、一発時は注意すべきです。
優先すべき牌は、ドラ、赤5です。次点で456牌の両無筋となります。とにかく当たり易い牌を切るのが良いと思います。ドラ、赤5なら一発で無くとも足りるんじゃないかと思われる時でも、高目の牌である場合が痛いので、早く差し込んだ方が良いです。

高目が一番関係してくるのは平和一通の時で、9→6→3と切ると、
12345678
12345789
12456789

平和一通の高目をカバーし易くなります。
もちろん、1234566789のように例外もあります。

河読みアシストでも取り扱っていますが、メンチン数えは色が殆ど溢れないので分かり易くなっています。45が通っている78のような筋も一通等で当たるので、しっかりローラーし切るのが重要です。北抜き等で条件緩和も若干あるので、巡目に余裕があれば敢えてチンイツ色以外を切るのも選択肢には入ります。

分からなくなったら…

分からなくなったら、他家が何をアシストしているかにヒントを貰うことも考えましょう。例えばアシスト側の相方がソーズを切っていたら、ソーズのメンチンであるかも知れません。