海底数えチャート

【鳴き手側】
数え役満を狙う時は、12翻あれば海底数えとしてアシストを呼べます(4対子1単騎以上ももちろん必要です)。

海底数えアシストスタンプは分かり易さのため、アシストスタンプ→マイナススタンプ推奨です。

聴牌時は聴牌スタンプ+マイナススタンプです。裸単騎時ならばマイナススタンプ単体で良いです。

海底アシストスタンプ後に、1枚の役牌やドラが重なり海底で無くとも和了れるようになった場合は、聴牌時に聴牌スタンプ+プラススタンプの昇格聴牌スタンプを使います。もちろん北抜き、ドラ槓、槓ドラで昇格した場合にも使えます。後者で無い場合は、殆どのケースで高目取りのシャンポン待ちです。


海底アシストスタンプを出す巡目は大体14巡目です。14巡目始まりであれば聴牌は難なく取れます。海底アシストスタンプが早すぎると聴牌時のフリテン抽選が多くなったり、条件緩和を逃したりするので良くありません。遅くした場合には、速度面以外にも、他家に海底調整用の北を消費される恐れがあります。

海底数えの場合は、単騎聴牌を目指しましょう。海底前ツモでのフリテンのしづらさ、高目安目の無いところ等、基本単騎優位です。単騎スタンプは必要ならば何個か出します。二人から所持スタンプが返ってきた牌を待ちとするのがベストです。1人だけが所持スタンプを出してラグった場合も山に無いので、フリテンになる可能性は0です。所持スタンプが返ってくる時点で山に0~1です。シャンポンにする場合は、対子の牌(出来れば非役牌)が出た時に単騎スタンプを出して、所持スタンプが返ってきたら鳴きスルーして待ち牌とすると捗ります。

【アシスト側】
海底数えかどうかは、アシストor聴牌の海底スタンプを見ていれば分かります。アシストスタンプ+プラススタンプの数えアシストスタンプもあるので、Wスタンプなら海底というわけではありません。
数え役満については数えテンプレ集を参考にしてください。数え役満なので数牌を1種以上使います(主にポン)。

海底数えは12翻なので、逆算可能です。小三なのか、ホンホン6+6なのか、残り鳴くのは役牌なのか非役牌なのか、絞り込むことが出来ます。

北は基本的に海底調整用に持っておきます。北1抜き以下の相手に対しては他の候補が無くなったら北を切ります。
暗刻の牌をポンまたは槓出来る場合は、海底調整がしづらそうな場合はポンとして海底調整用に槓材を残してください。

待ち牌ですが、小三元の場合は三元牌を2つ切るまでに分かります。小三元で無い場合は、単騎スタンプによって確定させます。暗刻の牌を切って単騎スタンプの有無を確認するのも重要です。待ち牌が分かれば、海底まで保持すればOKです。

聴牌後には、単騎牌を持っている人に海底が来るように、北抜きや槓で調整します。予め弱ポジ位置(鳴き手側の上家であり、アシスト上の不利位置)に海底を調整しておくと、鳴き手側が北や槓を入れてツモが届かなくなることがあるので、出来るだけ最終ターンに海底調整したいです。


【海底調整法】
残ツモ数が3の倍数のとき、ランプが点いている人が海底です(1巡が3ツモで、0ツモが海底のため)。残ツモ数が3の倍数+1のときランプ点灯者の下家が海底、残ツモ数が3の倍数+2のときランプ点灯者の上家が海底です。自分がポンする場合で海底を考える際は、自分を起点に判断します。ポンボタンが出ている最中、残ツモ数が3の倍数ならばポンして自分が海底です。大明槓する場合は、ポンでの海底位置から上家方向に1個ずれます。

自分のターン中、北抜きや槓をすると上家方向に海底がずれます。必要数北抜きや槓を入れて海底を調整します。2枚北を持っていれば、海底位置を自由に調整出来ます。もし北2抜き必要で北1の場合は、最終手段としてアシスト側二人で北を1枚ずつ抜いて調整します。
手持ちの北や槓材で海底が調整出来ない場合はポンで上家方向、下家方向にずらすことも使います。


以下は実際の例です。
ホンホンドラ槓役北で12翻あるので、北を抜いた後に海底アシストスタンプを出します。字一色変化を待っていたので、少し遅めの発進です。


対面から東が出たので単騎スタンプを付けます。東は返答スタンプにより、対面無し、上家所持と判明しました。自分の手は、海底手であることは伝えられていますが、ソーズかピンズか分からないので、1p切りでヒントスタンプを付けてピンズアシストを誘導したいところです。


その後、裸単騎まで行けたので、マイナススタンプを付けて海底条件だと知らせます。



変わって鳴き手側の下家目線、海底スタンプが出た直後です。対面が中を切っているので小三元は否定です。19牌の色が分からないので、字牌から投げていきます。ダブ東は2役なので、先に切ります。その後は情報無ければ白發を切ります。


このダブ東は鳴かれず単騎スタンプが付きました。非所持スタンプ(マイナススタンプ)をしっかり出します。三元牌は1個以下しか鳴かれないので、ドラ槓型か三暗型の海底となります。


發を鳴かせた後、4p切りにヒントスタンプが出ました。これはピンズアピールなので、9pを切ります。


白は小三元目が否定されているので、鳴かれない牌です。単騎はあります。ただ、鳴かれないと分かっている牌でも下家が切る可能性があるので、切って候補を削るのも選択肢の一つです。


対面が東単騎聴牌、残2ツモなので、対面が海底です。下家が東所持なので北を抜いて、海底を回します。


残ツモ数3以下で手持ちの北を抜くべきかどうかくらいは出来るようになっておきましょう。




【最後に】
海底数えのアシストが苦手な人、普段数えを作らない人ではないでしょうか。
和了側になることで、数え役満の理解度は上がります。なので、少しずつでも数え役満の和了りを覚えて行きましょう。

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