緑一色 【打ち方を覚えよう】
緑一色狙いの基準
8巡目まで、もしくは緑牌を保持するのにヤオチュー牌切りが必要となる時までに、緑一色一向聴(1有効牌引きでアシストを呼べる状態)が入ったときに狙うのが望ましいです。
緑一色は非ヤオチュー系の役満で他家の役満を阻害するので、遠いところからヤオチュー牌を切って狙うのは禁物です。他2人はヤオチュー系の役満を狙っているわけですからね。
3対子2浮きの一向聴です。こうなったらスタンプでアピールして、他家に緑数牌を止めてもらいます。
…スタンプといった、マイナス系のちょっと何かありげなスタンプです。
意味がよく分からないけど、何かありそうなスタンプです。
主にこの3パターンのどれかを使います。使用者のセンスに任せます。アシストが始まらないようなスタンプなら大丈夫です。このアピールスタンプを常用することで、スタンプが出ていなかったら緑数牌を無理に抑えなくて良いという裏の論理も使えます。よって、スタンプ推奨です。
緑一色一向聴時には、他家から出た緑数牌は基本全部ポンしましょう(他家が対子から切ってラグチェックしている場合を除く)。スルーして弱まった手で緑一色に向かうより、ポンして強度の落ちていない手で向かう方が他家のためにもなっています。その際はマイナススタンプを付けて、まだ鳴いても完成しない手だと知らせてください。
緑一色二向聴時にはもちろん鳴かないでください。
被スタンプ時、緑数牌の抑え方
他家が緑一色狙いをしていて、アピールスタンプが出た等の理由で緑数牌を抑える必要がある場合です。
自分が国士狙いの時には、一向聴ならば国士続行推奨、二向聴ならば押し返し可能です。国士一向聴は緑一色一向聴より良い手なので、よほど国士が弱体化してなければオリるのは損です。二向聴はどちらでも良いです。緑牌を切っても、緑一色が潰れるわけではないです。
基本的には国士を狙わずに、ヤオチュー系の鳴き役満を狙うかオリとします。その際、ヤオチュー牌のどのゾーンを使うのか絞って、それ以外を切っていきましょう。1枚ヤオチュー牌を切っていく場合は、19牌の方が価値が低いので、19牌にラグを掛けられたり、もう一人が字牌を要らなそうにしているので無ければ、19牌を切っていくことになります。
鳴き役満は多少は他家の使う牌を残すことが出来るため、緑一色とヤオチュー系鳴き役満の対抗形、一人オリにするのが理想です。そうすると、どちらもあまり弱めずに済みます。
基本的には国士を狙わずに、ヤオチュー系の鳴き役満を狙うかオリとします。その際、ヤオチュー牌のどのゾーンを使うのか絞って、それ以外を切っていきましょう。1枚ヤオチュー牌を切っていく場合は、19牌の方が価値が低いので、19牌にラグを掛けられたり、もう一人が字牌を要らなそうにしているので無ければ、19牌を切っていくことになります。
鳴き役満は多少は他家の使う牌を残すことが出来るため、緑一色とヤオチュー系鳴き役満の対抗形、一人オリにするのが理想です。そうすると、どちらもあまり弱めずに済みます。
画像では、対面からアピールスタンプが入っています。この手は何も役満が狙えないので、オリます。緑数牌では無く、ヤオチュー牌に手を掛けます。19牌の対子から1枚切っていきます。
上家は数え役満の一向聴が入っているため、二人が鳴き役満に向かい、自分はオリとするのが理想です。
このようにヤオチュー牌を切って緑数牌を抑えるのが良いムーブです。上家の6sはアピール前なので、しっかり二人で緑数牌を抑えられています。一つ注意すべきなのは、ヤオチュー側の役満もケアすることです。
フリテン対策
シャンポン型でも単騎型でもフリテン聴牌時には聴牌スタンプを出さないでください。スタンプを出すと出和了れないのに単騎牌が切られてしまいます。暗刻を槓したり、別の単騎牌をツモって、フリテンで無い単騎聴牌となったときに聴牌スタンプを出してください。
フリテン含みのシャンポン型は22234か23444が含まれています。例えば222346688發發です。最悪鳴けるところを全部鳴けばフリテンが解消されるので、気にせず全部鳴いて行くのが楽です。その際2223488のフリテン聴牌になったら、2も8も鳴いてください。2が出たら槓、8が出たらポンして3か4を切りましょう。また、フリテン解消のために単騎となる場合があるなら、予め単騎スタンプを付けておくのも良いです。
対子の牌に単騎スタンプを付けて返ってくるスタンプを見ながら、フリテンシャボにならないようスルーしていく戦法もありますが、処理が複雑となります。
5sを切っているのでフリテンです。よって聴牌スタンプは付けてはいけません。
發を引いたので發単騎に換えて聴牌スタンプを出します。
緑数牌の価値
324>68
順子を作れる分、234の方が価値が高いです。また、3と6は暗刻時にフリテン含みが若干多いので他家が保持する優先度が少し上がります。
22234、23334のような手で2面子、
2223334のような手では3面子見込めます。
222444のような手では他2対子あって単騎が無い時に解消出来ます。2224446688から246鳴けばカン3sだし、468ポンすれば2224でこちらも3待ちです。
向聴数を考える際はこの順子含みも考慮に入れます。
他家が緑数牌を捨てていく順序としては、
3枚持ちの2枚→2枚持ちの1枚→1枚持ちの(8→6→4→23)
くらいになります。そうすると自然に123の順子が残り易くなります。順子があると小四喜等で便利です。
順子を作れる分、234の方が価値が高いです。また、3と6は暗刻時にフリテン含みが若干多いので他家が保持する優先度が少し上がります。
22234、23334のような手で2面子、
2223334のような手では3面子見込めます。
222444のような手では他2対子あって単騎が無い時に解消出来ます。2224446688から246鳴けばカン3sだし、468ポンすれば2224でこちらも3待ちです。
向聴数を考える際はこの順子含みも考慮に入れます。
他家が緑数牌を捨てていく順序としては、
3枚持ちの2枚→2枚持ちの1枚→1枚持ちの(8→6→4→23)
くらいになります。そうすると自然に123の順子が残り易くなります。順子があると小四喜等で便利です。
アシストの注意点
アシスト時、緑牌を切る順番は2枚持ちの1枚→1枚牌です。2枚持ちを切ってスルーされたら、単騎候補として手元に残ることと、2枚牌が鳴ける場合、自分しか鳴かせられないからです。余裕があれば鳴かれることの無い、暗刻の牌や2枚持ち1切れ牌を切って単騎スタンプが付くかもチェックします。
1枚牌同士の優先度では1が切れているときの4、5が切れているときの2を先に切ると、順子含みシャンポン手のフリテンケアを行えます。
1枚牌を切る際は見えている枚数に注意しましょう。場に1枚切られているノンラグ牌だったり、ドラ表示牌は鳴かれづらいです。鳴かれづらいこと、唯一の単騎牌なら枚数が少ないことから、他の緑牌が場に出るまでキープ気味の進行が良いです。1段目等、早くに切られた緑数牌は見落としがちなので、注意しましょう。
1枚牌同士の優先度では1が切れているときの4、5が切れているときの2を先に切ると、順子含みシャンポン手のフリテンケアを行えます。
1枚牌を切る際は見えている枚数に注意しましょう。場に1枚切られているノンラグ牌だったり、ドラ表示牌は鳴かれづらいです。鳴かれづらいこと、唯一の単騎牌なら枚数が少ないことから、他の緑牌が場に出るまでキープ気味の進行が良いです。1段目等、早くに切られた緑数牌は見落としがちなので、注意しましょう。
ポンした牌の4枚目待ち聴牌時
3をポンしていて、2488のような仮聴が入った場合です。その場合は聴牌スタンプは出さずに、スタンプを出すならマイナススタンプ程度にするのが良いです。基本線は8ポンの単騎です。
緑一色とは
緑一色は非ヤオチュー系役満なので狙う手を厳選しないと迷惑系となりますし、鳴き手の性質から他家の二人が要牌を抑えてくれるかどうかで和了率がガラッと変わります。よって卓内のレベルによって効率はピンキリです。
緑一色関連の立ち回りは役満縛りにおいて必要な技術なので、この記事をしっかり読み込んで習得しましょう。
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