夢の間の打ち方「手作り、牌の残し方編」

ステップ1、ヤオチュー系の手を狙うべし

ヤオチュー牌メインの役満は全体の9割以上です。
最強の役満である国士無双や、
ヤオチュー牌3~4対子+単騎のコンビネーションで作れる字一色、清老頭、大三元、小四喜といった鳴き役満を目指しましょう。また、鳴き数え役満を覚えると更に多くの役満を和了れるようになります。
ヤオチュー系の手が役満縛りの基本です。










ステップ2、ヤオチュー牌を切れば切るほど他家は役満を出しづらくなる

ヤオチュー牌メインの鳴き役満は役満全体の6割以上です。鳴き役満の場合、鳴けない対子が1個出来れば大体負けます。鳴けない牌を作り得るので、1枚持ちヤオチュー牌を無駄に切ることは、他家にとって大問題です。
北抜きも同様です。北抜きはヤオチュー牌切りと違って鳴くことが出来ないため、より丁寧に扱う必要があります。
大体の手牌ではヤオチュー系の手を狙えば自分も一番役満を和了り易いですし、他家としてもヤオチュー牌を溜め込んであげることで和了り易くなります。
スタンプでアシストを呼ばれたのに、その前に切ってしまってアシスト出来る材料が全然無いというのは、打ち方が悪いからです。



ステップ3、四暗刻、清一、緑一色の条件とは

ヤオチュー牌を切ってこれらの手に向かうときの大まかな条件は以下です。
四暗刻は最低2段目2暗刻3対子以上です。2暗刻3対子より3暗刻0対子の方が強いです。2暗刻3対子も2段目半ばにはそれほどいい手では無いです。
メンチン数えは出来る力がある人なら、ドラ色で、狙う時点でドラ3以上、且つ染まり切ると予想されるときです。聴牌時にドラ3だと条件はかなり厳しくなります。
ちなみに、非ドラ色で染めたり、翻数考えず染めたりする人は、出来る人ではありません。
メンチン数えは全部しなくてもいいくらいなので、ドラ色で神手牌のときだけ狙う程度で良いでしょう。
九蓮、大車輪狙いは向聴数が重要です。理想は三向聴以下で、五向聴以上だとほぼ和了れないでしょう。
チントイ、緑一色狙いは基本的にヤオチューを切るまでに一向聴(1有効牌引きでアシストを呼べる状態)となっていれば狙ってOKです。一向聴が入っていれば、アピールスタンプを出して他家に必要牌を止めてもらうのが良いです。その価値はあります。


上の画像だったら暗刻や対子を切って無かったら2暗刻2対子か、2暗刻3対子になってるわけですが、じゃあそのときにヤオチュー牌を切りまくって嬉しいかというところです。上家を見ると小四喜の一歩手前です。遥かに良い手となっています。
役満縛りは、トップハンドの人を押し上げるのが一番効率が良いので、四暗刻みたいな最弱クラスの手で勝負しても、あまり良いことにはなりません。


こちらは染めっぽい手ですね。先の基準で見るとドラ2なので足りていない、メンチンで染まり切るかと言えば微妙なところです。形はかなり良く無いです。
この手はメンチンとしても、チントイとしても弱いので、染めることは出来ません。
一方で上家は字牌を2対子持っている二向聴で、そちらの方が全然強いです。


先程の手から、ソーズを切っていき、アシスト用にヤオチュー牌を抱えておいた場面です。これがベストムーブです。ソーズが4対子あるので、チントイになっていたと言えなくも無いですが、打点的に和了るのはかなり厳しいです。
人によっては北2枚抜いて、メンチンの二向聴ドラ3ですとか言って上家が使いたい字牌も捨てまくっているのだから、恐いですね。そういう風に打つとゲームが崩壊するわけです。



緑一色を1枚ヤオチュー牌を切って狙ってもいいのは、こういう3対子+2浮きみたいなケースです。緑一色一向聴と呼ばれる手です。本来はスタンプ出して、5sを切ればいいんですが、メンツ上止めてくれないと判断しスタンプ+ヤオチューを余らせてアピールしました。(それでも切られました)



ステップ4、残す牌の優先度を覚えよう

牌の重要度は、
字牌>19牌>>タンヤオ牌ドラ>緑牌>赤5>黒5>その他
です。
例えば、自分が要らない牌でも他家にとって価値のある牌を優先して残すことで、他家利となります。
字牌は19牌より1種多い7種、部分役が有る、数え役満の鍵、といった点から19牌よりかなり価値が高いです。
三元牌と風牌だと小三元ケアだったりで孤立三元牌の方を残した方が良さそうです。
序盤は分かり易さのためにピンズ→非緑牌のソーズと切っていきます。
こうすることで、ソーズから切り出した人のピンズ手を警戒することが出来ます。
また、枚数毎の、他家にとっての重要度では、
1枚牌>>2枚牌>>3枚牌
となり、例えば清老頭を狙って東が1枚、南が2枚、白が3枚から切っていく順序としては、白→白→南と切ると、他家が字一色を作る時にダメージが少なくて済みます。


例えばこんな手牌だったら、他家の非染め切り出しを見つつ、ピンズから切っていきます。


そしてタンヤオ牌のドラは大事なので当然抱えます。1枚牌なので、特に残したい牌です。他家2人が緑牌を捨てているので、ソーズはどう捨てても良いのですが、もし他家が緑牌を切って無い時には63sを1枚ずつ切って、1枚持ち4sはその次に切ります。そうすることで、他家が緑一色狙いの時のケアを行えます。


例えばこのように9s暗刻から2枚切れば、タンヤオ牌ドラも残せますし、対子やヤオチューの1枚牌も全部キープ出来ます。ヤオチュー牌を2枚持っておく利点としては、アシストを呼ばれて中を切った時に単騎スタンプが付けば、所持スタンプを返して、最終的に中で差し込むことが出来ます。



ステップ5、無理に役満を追わない。他家のことも考えよう。

一度見た画像ですが、もしヤオチュー系にせずに普通に打っていた場合、四暗刻の手になると思います。ですが、四暗刻に向かうと聴牌もせず1枚持ちヤオチュー牌を切るだけ切って終わります。
たとえ自分の和了り目を無くしてでも、無理に役満を狙わないというのも大事な選択肢です。

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