北2数え

リクエストありがとうございます。


北2数えの特徴は一言で言えば、数牌を2種以上使う数え役満ということです。

数牌が1種で残りが字牌とするならば、北の対子を加えると字一色を作ることが出来ます。
もし、北を2枚抜いて数え役満を作るときに、数牌を1種だけしか使わないときは不自然さに立ち戻るべきです。その場合は字一色にすることも出来るか、打点はあるものの3ブロック(北を入れると4ブロック)で役満手では無い場合だと思われます。
ただし、ツモ増やしの北抜きだったり、北を抜いたらもう1枚北を引いて2抜きになったパターン等、全てが当てはまるわけではありません。

ケースとしては、数牌を2種以上鳴く場合と、
数牌を1種だけ鳴けて、数牌単騎にする場合に分けられますが、
基本的には2種以上鳴く型です。また、数えアシスト時にはドラを早めに投げることが殆どだと思うので、そのときに単騎スタンプの有無でドラ単かどうか分かります。


ここからは北2数えの例を画像付きで紹介します。

ホンホン小三北2型です。北2だと12翻の海底条件です。
同色19が1対子1浮きの場合、北が1枚の場合、三元牌が1対子2浮きの場合と、大きく分けて3種類の一向聴があります。
一番簡単とされるホンホントイ小三でありながら、数えを良く嗜む人でも見落とし易いあまり見ない型です。


これはホンホン北3役ドラ単の12翻です。
北複数枚抜きのポイントとしては、複数種使う数牌の構成がどのようになるのかですね。ホンホンなのか、ホンイツなのか、ホンローなのか、トイトイドラ爆なのか。
画像では、他家目線からすれば、ホンホンなら萬子かソーズ、ホンローなら三色っぽい、ホントイは無さげ。くらいに見れれば上級者です。
更に言えば、海底スタンプ且つ白に単騎スタンプが出る状況になれば、ホンホン役ドラ単か、ホンロー三色役ドラ単の12翻になり、13翻以上となる小三元は無いと分かります。そこで1sを切ってみると鳴かれないため三色否定となり、マンズホンホンまで推理出来ます。


北複数枚抜きの代表例三色です。ホンロートイ三色ダブ東ドラ5の13翻です。北が複数枚抜かれドラ爆出来る時に、たまに出てきます。
マンズがドラなので、2種数牌を使うとすれば、ホンロートイとなり、本線は三色だと言えます。


北2数えのリクエストを頂いた背景として、
たぶん、北を2枚以上抜いた役満を和了りたい、というよりは北2以上抜いている相手のアシストをするときにはどうしたらいいのか、ということだと思います。
通常、数え役満は数牌を一種ポン+他は字牌の構成になりますから、北2数えは毛色が違っています。
ですが、そんなに気にせず数牌を2種以上使う可能性があるかも、というヒントだと思えば良いです。そうすれば、2色以上使う数えだったり、ドラ以外のタンヤオ牌を使うケース等の難しいアシストでもケアに行きつくことが出来ます。
数牌を2種以上使う可能性への気付き、というのが一番大事だと思います。

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