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大車輪・大竹林

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大車輪、大竹林について詳しく触れていきます。 牌譜   牌譜 聴牌の待ちは2面~3面張です。両面となるのは4と6待ちのときだけで、2233455667788、それ以外は全て筋待ちの3門張です。 なので、258のうちどれかを切っていれば258の出和了りは出来ず、1を切っていれば47の出和了りが出来ません。また、同巡で47ローラーを行う際には7→4と切ることで同巡フリテンを回避出来ますが、4を切ってフリテンのマイナススタンプを出せれば7待ち確定となるので些細な事です。 大車輪での和了りはどの聴牌形でもタンピン二盃口となり11翻が最低打点です。ドラ2あればダマで数え役満となります。夢の間では大車輪、大竹林が採用されているため、打点は気にせず三倍満でも和了ってOKです。安目が出てのフリテンリスクがあるので、基本的にはダマで聴牌スタンプを出して和了りを狙います。 安目での打点は平和の1翻~タンピン一盃口の3翻までと、多少違いがあります。2233445566788の1で和了ると平和しか付かないので最安です。フリテンリーチをして安目ツモの数え役満で妥協するケースもあるかもしれません。 大竹林の場合だと必ず緑一色手を経由します。聴牌までに4対子以上出来ます。 大車輪狙いは3向聴以下が現実的なところです。向聴数の計算は(13 - 手牌の該当枚数)で計算出来ます。例えば22334478だと8枚なので5向聴です。4向聴以上でも、ヤオチュー牌を切らない範囲なら狙っていいかと思います。複数の異なる筋を切っている等、フリテン待ちになりそうな時は手牌の価値が落ちます。フリテンが現状無い3向聴以下の手は殆ど来ないため大事にしたいです。九蓮に比べ希少価値は大分あります。 大車輪狙いは、待ち候補の牌に単騎スタンプを付けたり、対子の牌にラグを掛けることで、他家に知らせ易くなっています。十分に狙える状況になったら、アピールスタンプを使って数牌を止めてもらったり、待ち牌候補にスタンプを付けたりしましょう。

一発条件数え

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今回は門前数えの一発・高目が絡む聴牌について考えていきます。 メンチンにおいて一発条件、即ちリーチして12翻の聴牌が入った時、最も有力な方法をご紹介します。 それが、聴牌アピール後に当たり牌にスタンプを付けてからツモ切りリーチする方法です。 聴牌スタンプ+マイナススタンプを出しダマテン、一発条件の聴牌であることをまず知らせます。そして、当たり牌以外の切られた数牌にラグをあまりかけないようにしながら、出和了りたい牌だけ単騎スタンプを出します。単騎スタンプを出せたらモギリーして一発での和了りを目指します。 若干の裏目はあるものの、不確実な中では一番勝率が高いと思います。 良形愚形、高目安目有り無し、どれでも大体この方法が良くなります。ただし、一発期待が出来る時や、十分にツモり易い時等、全てを即リーすべきで無いとは言っていません。ですが、北を抜いて確定になってからリーチしよう、とダマテンにするよりは遥かに良いです。 また、アシスト側で単騎スタンプを受けた場合は、リーチ者の下家で安目を打たないように十分注意しましょう。 メンチンをダマにしてその間にツモってしまった場合は、困ったら和了れる待ちが一番多くなるようにフリテンリーチしてください。最善では無いかも知れませんが、そこそこ良い選択肢です。 牌譜 平和一通ドラ2、リーチで12翻以上となる36s待ち聴牌です。ツモれば確定、一発で無くとも6sが出れば一盃口が付き13翻となります。3と6なら6の方が先に出るでしょ、というのは実際はそうでもありません。手持ちの牌から順々に切られて行くので、3sが先に出ることもままあります。 聴牌のWスタンプ後、3sに単騎スタンプを付けて、持っているとスタンプが返ってきました。他家が持ってなくても6s期待でリーチします。 1s次いで36sくらいが出て来そうなので、即リーでもまずまず勝てそうです。 牌譜 チンイツドラ5、リーチで12翻の36s聴牌です。さっきの手とは違っていて、36sツモでチントイドラ6の鳴き手に向かえます。また、475s北を引けば確定リーチを打てます。なので、スタンプ無しのダマで様子見することも出来ます。 これも同じく聴牌+マイナスのWスタンプを出してダマ、2巡かけて当たり牌を出してもらった後、モギリーを掛けます。 この場合だと即リーするとほぼ5sが切られるので、もう1回を36sを切...

クリエイト役満選手権

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まずは雛田選手です。 少女っぽい雰囲気ながら20才と、見た目とのギャップを売りにした選手です。 牌譜 クリエイト役満の特徴として、何も無いところから役満を作り出します。この場合は四暗刻が若干有りそうですね。 からの6s大明槓です。槓ドラの5sは、赤5sが既に切られていて残念です。 暗刻が2つあるので、四槓子も行けるかもしれません。 対子は出来ました。 そこから槓を更に2つ入れて6sがWドラとなりました。 三槓トイトイドラ9でぴったり13翻です。美しいですね。 続いて北見選手です。この選手は主婦でありながら、攻撃的なところを隠しません。 着せ替え衣装を見れば分かります。 牌譜 四暗刻風になっていますが、3pが暗刻になるか字牌が重ならないと行きづらいですね。 ドラ対子は落としたものの、暗刻2つは残しています。もう一個暗刻にすればスッタン一向聴になるのを見ているんでしょうか。 からの3s大明槓で暗刻にドラが乗りました。この時点で5s槓をすれば12翻あるので、海底条件の手が出来ています。 後に海底アシストをもらい数え役満となりました。 最後は響選手です。 自称超一流のプレイヤーです。ツモったときの「勝利は自分の手で掴まなきゃ」のセリフが好きです。 牌譜 頑張って6s暗刻を作ったところです。暗刻を作ることで、手牌に多少面白みが出来ます。 6s大明槓でダブ東にドラが乗りました。5sは取り逃したものの、とある条件を満たすと数え役満になります。 このドラツモですね。ドラ単で12翻です。 途中まで全くドラを見せないながらもしっかり海底役満としました。 三選手ともに良い役満を見せてくれました。 槓から始まるストーリーもあるんです。